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2013年 04月 19日

ハートオブクラウン定石研究その1

 パッションだけで書き上げてしまった。

 研究途上。思い違いがあれば指摘してほしい。基本的に自分のプレイングを見直すための文章。
 くそ長いので、冒頭の「■現在の結論」を読んで興味を持てたら、以下を読んでほしい。

■現在の結論
 コインプレイ型を基本としつつ、サプライ状況で速攻擁立を考える。速攻擁立に失敗した場合、素直にコインプレイ型でプレイを進める。
 速攻擁立型で行く場合は、「如何にコインプレイ型よりも早く戴冠できるか、コインプレイ型の戴冠を遅らせることができるか」を基準に考える。その際、どういう圧縮手段が一番効率的か考えると、具体的に擁立する姫を決める基準になる。
 あとは、各サプライにおけるビッグマネーの発見が必要である。ビッグマネーが成立する場合、一般論が全て覆されるので、個別に対応が必要。
 重要なのは、対戦相手への妨害を含めて考え、そのサプライで戴冠が最も早いプレイタイプを見つけることである。
 その際、コインプレイ型が17ターンで戴冠できるということが、大前提にして基準点となる。

■姫研究総則
◆タイプ別
 大きく、コインプレイ型と速攻擁立型に別けられる。両方を兼ねる姫もいる(代表格はフラマリア)。
◆コインプレイ型
 基本にして基準点。
 ルルナサイカ、ラオリリ、レイン&シオン、フラマリアがコインプレイ型に分類される。
 コインプレイ型はサプライよりも都市大都市を重視し、潤沢な資金力で継承点をかき集める。擁立よりも大都市を優先し、擁立時に、あとはセットだけで戴冠できるのを理想とする。
 試しに、以下のプレイングをソロプレイしてみてほしい。序盤からひたすら都市を買い続け、6金が出ても擁立せずに大都市を購入。そのまま公爵購入までこぎつける。その後、6金が出たらラオリリを擁立し、残りの継承点を補いつつ、ひたすら継承点をセットする。上記の通り継承点を揃えてからの擁立が理想だが、擁立後、残り継承点をかき集めるプレイングでも充分早い。
 公爵購入から次の6金までの間に、継承点を購入するか都市を購入するかは、そのデッキのマネーパワーとリシャッフルタイミングで決める。マネーパワーが潤沢なら継承点を購入すべきだし、マネーパワーが心もとない(そもそも6金が出る保障がない)のであれば、都市を購入すべき。
 それを何試合か繰り返し、戴冠式までの平均ターン数を調べてみよう。だいたい、17ターン前後に収束するはずだ。各自、実際に検証して体感してほしい。「ほぼハトクラ」のCPが好んで用いる戦法なので、なんとなく実感できると思う。
 つまり、このゲームは、妨害カードがない状態だと、サプライに頼らなくても17ターンで戴冠可能であるということだ。
 ここにドロー強化系・圧縮系のサプライを加えると、さらに1~2ターン短くなる。コインプレイ型はどうしてもデッキが太りやすいのでドロー強化系サプライで補強すべきだし(特に終盤の継承点セット時に有効)、圧縮系はやや相性が悪いが、序盤ほど意味を持つのは事実なので全く手を出さないというのは考えられない。
 つまり、コインプレイ型は妨害がない場合なら15ターン以内での戴冠、妨害カードがあっても17ターン程度の戴冠が可能ということだ。
 すなわち、コインプレイ型に15ターンで戴冠されるのは事故でもなんでもなく充分あり得ることだし、呪い場でも17ターン戴冠されてしまうのは珍しくないことを理解すべきである。
 これが、このゲームの基準点である。
 なお、17ターンというのは、客観的にも根拠があって、トッププレイヤーの1人が直近300試合以上の平均を調べ、下記URLで同様の結論に到達してる。
http://d.hatena.ne.jp/nekoko03/20130214/1360851754
◆速攻擁立型
 ベルガモット、オウカ、クラムクラム、フラマリアが速攻擁立型に分類される。アナスタシアは特殊で、ビッグマネー限定の速攻擁立型(だと思われる)。
 速攻擁立型は6金が出た時点で擁立し、姫の特性とサプライパワーを活用して、コインプレイ型の速度を上回ることを企むプレイングだ。一般論として、1ターンでも早く擁立することが重要(そのほうが1回でも多く、特性とサプライを活用できる)。
 速攻擁立型を選ぶ場合、「如何にコインプレイ型よりも早く戴冠できるか、コインプレイ型の戴冠を遅らせることができるか」を基準に考える必要がある。3ターン目に擁立した速攻擁立型は一見強そうに見えるが、コインプレイ型に負ける場合が往々にして存在するためだ。
◆速攻擁立型のディスアドバンテージ
 速攻擁立型を選ぶ場合、以下4点、コインプレイ型に対してディスアドバンテージがあることに気をつけねばならない。
 1つは、継承点不足。コインプレイ型は、継承点ボーナスを持っていることが多い。ルルナサイカは自身が6継承点、ラオリリは宮廷侍女5枚、フラマリアがコインプレイをする場合は議員を2枚獲得することが多いだろう(地方役人という可能性もあるが)。レイン&シオンには継承点が存在しないが、追加ターンの間に必要な継承点を購入するケースがほとんどだ。
 一方、速攻擁立型には上記のような継承点ボーナスが存在しない。これはそれだけで継承点の購入のために1ターン余計に消費することを意味する。また、速攻擁立の関係上、直轄地の農村率が高い。さらに、クラムクラムに顕著だろうが、見習い侍女をセットして圧縮を図るケースもある。コインプレイ型と比べ、擁立時点で10点以上継承点で離されているケースも珍しくない。そうなれば、1ターンどころか2~3ターン余計にターンを消費する必要がある。
 1つは、お金が足りないから。
 コインプレイ型は、必要な継承点を揃えてから擁立するため、マネーパワーの弱体を気にする必要がないが、即効擁立型は擁立直後、マネーパワーが確実に落ち、その回復のためにデッキ1巡(2~3ターン)を要する。その間にコインプレイ型に追い抜かれる。
 1つは、どんなに強力なサプライを独占しても、コインプレイ型は17巡で戴冠できてしまう上に、サプライを重視しないため、サプライの独占が直接勝利に結びつかないため。それどころか、自身がサプライの購入に失敗すると、速攻擁立型はとたんに失速する。
 1つは、速攻擁立型は公爵切れのリスクを負う。公爵が1枚で足りることが多いコインプレイ型に対し、公爵を4枚以上必要とすることも珍しくない速攻擁立型はそれだけでリスクを抱えることになる。
 つまり、速攻擁立は言葉のイメージと違って、場が荒れないと、場を荒らさないと勝てない(あるいは、以下で説明するようにビッグマネーで皇帝の冠・帝都を買い占め、15巡戴冠を成すか)。
◆速攻擁立型のアドバンテージ(超圧縮)
 では、速攻擁立型のアドバンテージとはなにか? それが超圧縮である。
 速攻擁立型は、コインプレイ型に対して資金力に劣る。そりゃそうだ。都市大都市を重視して購入し続けているコインプレイ型のほうが速攻擁立型が購入した行動カードの分だけ資金力に優れているに決まっている。
 しかも、コインプレイ型が1回だけ8金が出れば足りる場合が多いのに対し、速攻擁立型は最低でも3回は8金を出し続けなければならない(あるいはビッグマネーで13金を1回出すか)。これも、速攻擁立型がコインプレイ型に速度で劣る理由である。
 一方、速攻擁立型はそのディスアドバンテージを超圧縮でカバーする。ベルガモットはカード交換とサプライパワーで除去圧縮し、オウカは自らの特性で除去、クラムクラムは継承点を犠牲にして見習い侍女をセットするかサプライパワーで除去するだろう。フラマリアもクラムクラムに準じて考えればいい。
 つまり、超圧縮(具体的には見習い侍女と農村の除去)の結果、8金以上が出続けないなら、速攻擁立型は諦めたほうがいい。
 そしてそこまでやっても、コインプレイ型に戴冠速度で負けることが多い(コインプレイ型は上記の通り15巡戴冠も珍しくない)。だからこそ、相手を妨害するサプライが必至となる。
 これが、速攻擁立型を選ぶ場合に必要な、「如何にコインプレイ型よりも早く戴冠できるか、コインプレイ型の戴冠を遅らせることができるか」というテーゼの正体である。
 また、「如何にコインプレイ型よりも早く戴冠できるか」ということで、頭の隅に入れておくことがある。公爵狙いから、ほかの継承点カード購入への切り替えのタイミングをどうするか、である。リシャッフルタイミングを見据え上手く立ち回れば、結果的に戴冠を早められるだろう。
◆ビッグマネー
 速攻擁立型の発展形で、皇帝の冠や帝都を狙うビッグマネーが存在する。皇帝の冠購入で、デッキ枚数と購入ターン数が圧縮され、15巡戴冠を可能にする、超高速デッキ(上記URLでもビッグマネーが成立するサプライが短いターン数の上位を占めている)。都市大都市だけでは困難なので(大都市が最低3枚必要)、サプライの活用が必須(ドロー強化系、弓兵、銀行など)。
 パーツさえ揃えば可能なので、コインプレイ型でも可能は可能(ルルナサイカが3試合連続で皇帝の冠を購入したことがあるし、上位ランカーが2番手擁立のレイン&シオンで皇帝の冠を購入するのはよくあるプレイングだ)。
 レイン&シオンは2ターン連続で行動できる(妨害を受けない)という意味で、ビッグマネー向きの能力を持つ。なので、1番手や2番手での擁立もあり得る。
 また、皇帝の冠や帝都を必ずしも狙うわけではないが、結盟を使って継承点を荒稼ぎするのも、ビッグマネーの一形態と考えていいだろう。
 コンボという程でもないが、ベルガモットの洗礼で継承点を荒稼ぎする手段もある。
 要は、サプライのコンボを前提にしたプレイング全般である。

■個別姫研究
◆ルルナサイカ/ラオリリ
 コインプレイ型。
 公爵購入を前提として述べると、ラオリリが戴冠までに残り4~8継承点必要なのに対し、ルルナサイカが8~12継承点必要であるため、2枚目の公爵購入を目指す場合が多い分、ルルナサイカのほうがやや心理的障壁が高い(ラオリリやルルナサイカで領地が農村3枚は珍しいので除く)。
 一方、ルルナサイカにはラオリリよりもデッキが薄いというメリットがあるが、公爵を2枚購入できるマネーパワーを得るために都市大都市を買い漁った結果、デッキ枚数に差がないことも多い。
 実際、戴冠速度で両者に差はない。リシャッフルタイミングやデッキ内のマネーパワーで、ルルナサイカとラオリリを使い分けるのが重要である。
◆レイン&シオン
 コインプレイ型が一番安定していると思われる。ルルナサイカ/ラオリリ擁立を目指していたが3番手以降になった場合、レイン&シオン擁立を考えるべき。例えばラオリリが20継承点溜まった場合、セットし終わるまでに4~5ターンかかると思われる(もちろん運が良ければ3ターン以下もあり得るが、それはお手上げだ)。つまり、3番手以降のレイン&シオンであれば、7~9ターン猶予がある。その間に20点揃え、運が良ければセットし終わることも充分可能なのだ。
 ただ、圧縮が甘い場合、その猶予の間に8金を出し続けられない(公爵を複数購入できない)ことがある。その場合はフラマリアのほうが戴冠が早い場合もあるので見極めが重要。それは逆説的に言えば、コインプレイ型においても勝ち筋を増やすために圧縮は重要であるということでもある。
 コインプレイ型以外での双子の勝ち筋、あるいは2番手双子擁立の勝ち筋の研究が今後の課題。具体的にはビッグマネーの研究。
◆フラマリア
 速攻擁立型。コスト4~5の強力なサプライをかっさらい、その優位性のまま一気に駆け抜ける。おすすめは圧縮系やドロー強化系。それで1ターンでデッキを引き切るぐらいぶん回せば、ベルガモットやオウカと同じ優位性を保ちつつ、強力なサプライを独占できる(ので、ほかの速攻擁立型を殺せる)。
 あるいは、コインプレイ型で進めて、ほかのコインプレイ型姫が取られてしまった時の最後の頼みの綱とする。リシャッフルタイミング次第で、レイン&シオンやルルナサイカよりも早く戴冠できる状況が発生するので、気にとどめておくこと。
 もうちょっと研究しないと判らない。
◆ベルガモット
 速攻擁立型。捨て札とのカード交換という強力な特性を生かし、妖怪1足りないの回避や、圧縮・ドロー強化・妨害などの複数回使えば使うほど強力なサプライをぶん回す。
 強力な組み合わせは、洗礼/割符、歩兵大隊/追い立てられた魔獣。圧縮しながら他者を妨害し、コインプレイ型よりも早く戴冠する。ここに、名馬/錬金術師があれば完璧だ。
 特に、洗礼+歩兵大隊は手札圧縮+継承点獲得しながら、同時に他者を妨害するという、まさに「如何にコインプレイ型よりも早く戴冠できるか、コインプレイ型の戴冠を遅らせることができるか」という要件に合致する、理想的な勝ち筋。
 カード交換という開放的な能力のため、呪いが特に重いサプライでも比較的楽に動けるという特性がある(が、勝てるかどうかは保証できない)。
 ベルガモットの勝ち筋をどこまで発見できるかも、今後の検討課題。具体的にはビッグマネー。
◆オウカ
 速攻擁立型。コスト4+5で公爵を直ちにセットできるという強力な合体能力を持つが、真価は、見習い侍女+コスト2、見習い侍女+コスト5(議員を含む)で、都市・大都市が生まれるところ。見習い侍女をリストラすれば、10枚前後のお金しか生まないデッキが完成する。そうなれば、公爵を買って片っ端からセットすればあっという間に戴冠できる。なので、カードが少なく合体素材が手元に来やすい序盤に擁立すべきだろう。
 が、それでも戴冠までに17ターン前後かかってしまう。なので、コインプレイ型の戴冠を遅らせる必要がある。歩兵大隊などの強力な攻撃カードがある場で、攻撃カードを合体材料にしつつ、他者(主にベルガモットやフラマリア)に攻撃を任せるというのが理想的なプレイ。
 また、コスト6の独占や噂好きの公爵夫人があるサプライもおすすめ。独占や夫人で妨害できるし、なにより、そこに公爵があれば、合体させて皇帝の冠を生み出せる可能性がある。
 なお、オウカは致命的に呪いに弱い。上記の通り10枚前後のデッキになるため、他者に比べ、呪い1枚の重みが違う。具体的には、呪いのせいで8金に足りないという状況が頻発する。なので、呪い場でのオウカは自殺行為(だと思うが、上位ランカーは呪い場でもオウカを操るので要研究)。
 ベルガモットとオウカの差は、圧縮の有無。有力な圧縮カードがサプライにある場合、カード交換の特性分ベルガモット有利になるし、無いならば最終的に確実に8金出せるオウカ有利。呪い場でベルガモット有利なのも同じ理由。
 オウカ擁立後、4金出る場合、コスト2を2枚購入したほうがいい場合がある。コスト2をキープしておけば、任意のタイミングで合体素材として活用できるからだ。
 終盤でのオウカ擁立は研究課題。コスト4+5やコスト6+8で一発逆転を狙うというあたりが、現在の落ち着きどころか? 速攻擁立ができなかった場合、(ベルガモットと違って)基本的に擁立自体諦めたほうがいいような気がする。オウカの合体能力は、終盤になってデッキが膨らむほど発動が難しくなるからだ。
◆クラムクラム
 速攻擁立型。……なのだが、コインプレイ型よりも速度で勝る明確なビジョンが見あたらない。呪い場で有利に見えるがコインプレイ型よりも早いヴィジョンがないし、戦場ならばベルガモットやオウカのほうがよほど戦場をコントロールできる。どうにも受け身思考で擁立されるイメージが強い。
 なので、クラムクラムが強いサプライの発見が、今後の課題。客観的にハトクラPCでは利用数勝利数共にトップクラスなんで、単純に勝ち筋を理解できてないだけだと思われる。
 現在のところ、一番勝率がいいのが3ターン擁立、4ターン目に見習い侍女3枚セット、-10継承点スタート。つまり、継承点を犠牲に、オウカのような超圧縮をする。それにしたって、どういうサプライと相性がいいのかは未知数。
 一応、5ターン目大都市購入、6ターン目公爵購入、7ターン目に公爵をセットできると、以下繰り返しで最短15ターン戴冠。ただ、どこかで事故れば17ターン以上になる。
 あとは、貴族の一人娘がサプライにあるケースだが、それにしても都市大都市併せて最低2枚必要になるし、継承点札を5枚以上購入しなければならないため、結果的に上記の理想的な流れよりも遅くなりそう。
 そうなると最後の頼みの綱はビッグマネーの可能性。要検討だ。
◆アナスタシア
 存在からして特殊。ビッグマネー限定の速攻擁立型。勝ち筋の開発が今後の研究課題。
 プレイを見ている限り、ドロー強化で呪いを実質無力化しつつ、お金を生み出すカードで妖怪1足りないを回避するのが肝要らしい。
 サプライ購入に手番を消費しないのが最大の強みだが、代わりに呪いを受ける。同じくサプライ購入を省略できるフラマリアやオウカに対する優位点の発見が、今後の研究課題。
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by hiduka | 2013-04-19 20:52 | ハートオブクラウン


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